ルディ アグス セティアワン 信州大学工学部環境機能工学科3年生インドネシア
平和な世界へ
「未来の世界はどんな世界になるのかな。」と私はこういうことをよく考えています。時間の流れはとても速いので、あっという間に私も23年間この世に生きています。23年前にインドネシアの北スマトラに生まれた私はいろんな出来事が出逢って、楽しいことや悲しいこともありました。バンダルジャワという小さな町に9年間ぐらい過ごしました。豊かな町ではないが、平和な町でした。しかし数年がたってそのイメージがだんだん変わりました。その原因は次のように述べます。インドネシアの経済や政治の急激な変化により、愛する町の顔を変化させました。
1997年から始まったアジア通貨危機の影響を受け、インドネシアでは経済、社会や政治の大きな混乱が起こりました。偉大な文化を持ち、大きな発展を遂げてきた数年前までのインドネシアのイメージは大きく揺らぎ、今は国際社会に不信感を与える国となっています。その後、大きな政治改革が起こり、これが7年間にわたり続いたことです。これはインドネシアにとって必要なプロセスだったと思います。しかしながら、この間その改革を推進する政治的リーダーシップは決して強いものではありませんでした。その状況に伴い、インドネシアを訪ねる観光客は急激に減少し、外国の投資件数を著しく減りました。雇用が失われ、失業率も上昇しました。それだけじゃなくて、眩しい人々の数が増えて、教育を受けない子供たちも増える一方です。
また、3年前のアチェ沖地震、次にジャワ島の地震を続いて、度々インドネシアの経済、社会や政治を悪化にします。犠牲者だけでなく、インドネシア国民の精神的にも大きく影響を与えます。ますますインドネシア国民の涙を流します。前の傷がまだ直らないのに、また新しい傷ができてしまいました。それを見て、在日インドネシアの留学生は愛するインドネシアのために、どうするべきかを考えていました。できる限り精一杯支援するつもりですが、僕たちの力がとっても足りなかったので、とても悲しかった。
そのとき僕たちが気付いていました。僕たちは一人ではありません。外国の人々が僕たちの国を見守ってくれました。外国からたくさん救援をもらったので、インドネシア国民の心を励ましてくれたと思います。その中に日本を含めます。ボランティアとして医者をはじめ、薬や食べ物などが日本の政府から救援をもらいました。言えないほど感謝する気持ちが日本政府だけじゃなくて、日本国民の皆さんにも心から本当に感謝します。悲しかった僕たちのことは先生や友達が心配してくれて、とっても感動しました。僕たちの家族が知らないのに、「家族は無事ですか」、「家族はどうですか」をよく聞かれました。このようなうれしさをはじめて味わっていました。
しかしこのような世界はいつまで味わえるのかを私の心の中に疑問があります。技術の進歩とともに、世界の顔がだんだん変わっています。人間関係も少しずつ離れています。忙しい社会の中に友情という気持ちがだんだん消えて行きます。みんなは自分だけのことを考え、気が付かないうちに私たちの社会は個人的な社会が近付いて行きます。だからこそ、このチャンスを通って私を含み、みんなさまに声をかけたいと思います。私たちはこの世界に一人では生きられません。他人の力は自分にも必要です。どんなに天才にしても、どんなに強くても他人の救援がないと生きられません。例として、日本は最先端技術を持っている国ですが、自然資源がそんなにありません。だから日本はインドネシアやタイなどの外国の力が必要です。互いに助け合って、ちゃんと理解して、平和な世界を心からいつも願っています。10年、20年,100年後に私たちはこの世界にいないかもしれません。しかし私たちの子供や孫がいるはずです。だから、子供や孫のためにも平和な世界を味わえるために、今できることはこの平和を守るしかありません。
あるとき「平和な世界を作るために何が必要か」と日本人に聞かれました。そのとき、私が迷っていました。結局いい答えを言えませんでした。しかしその後、この質問についてよく考えています。その結果私の頭の中に唯一つの答えを考えられていました。それは互いに理解することです。もしも皆さまは同じ質問に聞かれたら何を答えるでしょう。それぞれの答えが違うかもしれません。平和な世界を守るために簡単なことではないが、できないわけがないと思います。互いに理解することはとても大事なことです。なぜならこの世界では人間の考え方や文化などが違うからです。その違いを互いに理解することができれば平和な世界を守れるかもしれません。
最後に皆様にアドバイスをしてあげたいと思います。戦争は誰でも好きな人がいないはずであり、平和な世界に生きたくない人もいないはずです。考え方や文化などが違うかもしれませんが、僕たちは同じ人間であることが事実です。自分のことだけではなくて他人のことも考える必要がある。さらに違う考え方や異文化などを互いに理解していい世界を作りましょう。